【ポケモン剣盾】カイオーガ育成論(ランクバトル・シリーズ8)


この記事では、「ポケットモンスター ソード・シールド(ポケモン剣盾)」のカイオーガの育成論を紹介します。

※当記事は「ランクバトル・シリーズ8」の環境においての育成論となります。

カイオーガ

タイプ:みず
特性:あめふらし
種族値:
HP:100
攻撃:100
防御:90
特攻:150
特防:140
素早:90

カイオーガについて

「カイオーガ」は、特性「あめふらし」により、場に出た瞬間に天候を「雨」にすることができます。
これにより自身が使うみずタイプの技の威力が1.5倍に上がり、さらに「かみなり」が必中になります。
その他にも、天候を「雨」にすることで、弱点である、くさタイプの技「ソーラービーム」は溜めが必要になり、威力も半減に抑えることができる利点もあります。

立ち回り

カイオーガは、基本的に「こだわりスカーフ(同じ技しか出せなくなる代わりに、素早さが1.5倍になる)」や、味方のポケモンに「おいかぜ」や「ダイジェット」でサポートをしてもらい、先手で天候「雨」で強化されたみずタイプの技を撃つ戦法が強力です。

シングルバトルでは、一番手に出して「こだわりスカーフ」を持たせて「雨」+「みずタイプの技」で奇襲をしたり、他のポケモンを先鋒に出して、相手のパーティが崩れたところに一気に畳みかける戦法が主流になります。

一方、ダブルバトルでは、複数の相手が対象の場合、威力が低くなる(0.75倍)ため、一番手で奇襲を掛けて、一撃で倒しにいく戦法は厳しくなります。
したがって、カイオーガは先鋒で出さずに、カイオーガが苦手になるポケモンを倒してから、安全に繰り出す方が立ち回りやすいでしょう。

(シングル・ダブル共通)こだわりスカーフ型

性格:ひかえめorおくびょう(おくびょう推奨)
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:特攻252 素早252 HP4
技:しおふき/かみなり/(氷技)/(選択)

氷技候補:れいとうビーム(推奨)/ふぶき/

選択技:こんげんのはどう/なみのり(シングル)/はかいこうせん

「こだわりスカーフ」を持たせて、先手で雨下による高火力の水技を撃っていく型です。

タイプ一致技の「しおふき」、そして雨下で必中となる「かみなり」は確定技です。
残りの枠は、氷技の「れいとうビーム」と「ふぶき」、HPが残り少ないときでも高火力が出せる「こんげんのはどう」と、命中安定の「なみのり」。
はかいこうせん」は、ダイマックス時に「ダイアタック」になり、相手の素早さを下げることができます。

※ダイマックス中は、「こだわりスカーフ」の効果はなく、素早さが元に戻りますが、技を自由に選択することができます。

(ダブル)要おいかぜorダイジェットサポート型

性格:ひかえめorおくびょう(ひかえめ推奨)
持ち物:いのちのたまorこだわりメガネ
努力値:特攻252 素早252 HP4
技:しおふき/かみなり/(選択1)/(選択2)

選択技:れいとうビーム/ふぶき/こんげんのはどう/まもる/ぜったいれいど

ダブルバトルにおいて、味方のポケモンに「おいかぜ」や「ダイジェット」を使わせることで、カイオーガの素早さを補強する型です。

技候補は、タイプ一致技の「しおふき」、そして雨下で必中となる「かみなり」は確定技です。
残りの枠は、氷技の「れいとうビーム」と「ふぶき」、HPが残り少ないときでも高火力が出せる「こんげんのはどう」と、高耐久ポケモン対策に一撃必殺技の「ぜったいれいど」。
さらに様子見として「まもる」です。

要注意ポケモン

カイオーガにとって不利とされている要注意ポケモンを、いくつか紹介します。

ゴリランダー

くさタイプの「ゴリランダー」は、特性「グラスメイカー」により、場に出た瞬間にフィールドを「グラスフィールド」に変えることができ、さらに「グラスフィールド」下で先制することができるくさタイプの物理技「グラススライダー」により、カイオーガは確実に先手で弱点を突かれてしまい、なすすべがないまま、やられるでしょう。

レジエレキ

でんきタイプの伝説ポケモン「レジエレキ」は、素早さ種族値200という、全ポケモン中最速を誇るポケモンであり、特性「トランジスタ」によりカイオーガの弱点である電気技の威力が1.5倍に上がるため、カイオーガはほぼ一撃で倒されてしまいます。

性格「おくびょう」+素早さ努力値252+「こだわりスカーフ」でも、レジエレキには先手を取れないため、レジエレキを出されたら、素直に引いた方がよいでしょう。

相手の選出画面にこれらの天敵ポケモンがいた場合、カイオーガは先鋒では出さずに、天敵ポケモンと相性の良いポケモンで、あらかじめ倒しておくのがよいでしょう。