【電脳戦士】バーチャルポケモン「ポリゴン」は特別なポケモンである


こんにちは。
本日、2020年9月20日(日)、ポケモンGOのイベント「ポケモンGO コニュニティデイ」に参加してまいりました。

月に1回、特定のポケモンが一定時間、大量発生し、さらに色違いポケモンにも出会いやすくなるイベント「ポケモンGO コニュニティデイ」ですが、
2020年9月、今回のイベントで大量発生したポケモンは、
バーチャルポケモン「ポリゴン」です。

バーチャルポケモン「ポリゴン」

ポリゴンは、最初のシリーズである「ポケットモンスター」から、存在しているポケモンで、当時としても、そして現在も、少々特殊な扱いを受けているポケモンでもあります。

景品としてゲット

まず、大半のポケモンは「野生のポケモン」として草むらから出現しますが、このポリゴンは「赤・緑」では、草むらからは出現しません。

では、どこで手に入れるかといいますと、とある街にある「ゲームコーナー」の景品として、コインと交換することで手に入るという、特殊な入手方法のポケモンでした。

現在、「ポケモン」シリーズは「ポケットモンスター ソード・シールド」まで発売されておりますが、「野生のポケモン」として、ポリゴンが出現するバージョンは、シリーズ全体をとおしても、多くありません。

ポケモンショック

」という言葉をご存じでしょうか?

1997年12月16日にテレビ東京および系列局で放送されたアニメ「ポケットモンスター」の第38話「でんのうせんしポリゴン」を観ていた視聴者が「光過敏性発作」により病院に運ばれるという事件である。

「光過敏性発作」とは、視覚に飛び込んだ強い光によって異常が引き起こされった症状のこと。
放送当時、アニメの演出として、の激しい点滅が、長い時間にわたり起こるシーンがいくつかあり、これにより多くの視聴者が「光過敏性発作」に陥ってしまった。


(ちなみに僕は当時まだポケモンにハマっていなかったため、「でんのうせんしポリゴン」は未視聴でした。)

アニメ終了後、この異常事態は全国のニュースで話題にされ、大騒ぎとなった。
テレビ東京は事件が起きた翌週以降、アニメ「ポケットモンスター」の放映を一時中止。

しかし、「アニメやめないで!」「ポケモンまた見たい!」など視聴者からの応援メッセージが多数、届いた。
多数の応援メッセージに支えられて、翌年1998年の4月からアニメ「ポケットモンスター」の放送を再開することができました。

この「ポケモンショック」事件以降は、
ポケモンのアニメだけに限らず、他のアニメにおいても、「長時間の激しい点滅」の演出は控えられることとなった。

さらにこの事件を機に、ほぼすべてのテレビアニメにおいて、
「テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見てください」というテロップが、
番組開始時に表示されるようになりました。
(アニメの演出として、番組開始時に注意喚起するアニメも多数あり)

アニメ「ポケットモンスター」の放送は再開されたものの、
事件を連想させてしまう恐れを回避するためか、
それ以降のアニメシリーズでは、「ポリゴン」とその進化形である「ポリゴン2」「ポリゴンZ」はアニメに出演していない。
(但し、「ミュウツーの逆襲 完全版 サトシの旅立ち」において、街に「ポリゴン」がいる場面がある)
(さらに「ポケットモンスター サン&ムーン」において、ナリヤ・オーキド校長が「ポリゴン」を使ったダジャレを言っている)

アニメ出演の可能性

ただ気になることがひとつ!

現在放送中の最新シリーズ、アニメ「ポケットモンスター」において、
主人公のひとりある「ゴウ」の夢は「すべてのポケモンをゲットすること」とあります。

「すべてのポケモン」ということで、もちろんこの中には「ポリゴン」「ポリゴン2」「ポリゴンZ」も含まれていることになります。

近い未来、もしかしたら、ゴウがゲットするため、「ポリゴン」「ポリゴン2」「ポリゴンZ」がアニメに出てくる可能性があるかもしれません。

今後のアニメシリーズに期待ですね!

アニメは出禁、しかし進化形が登場

「ポケモンショック」事件以降、アニメの出演はなくなってしまったポリゴン。
ゲームでも「ポリゴン」は黒歴史として以降のシリーズに登場しなくなるのではないかと思われたが、実際は違った。

「ポケモンショック」以降に発売された「ポケットモンスター ピカチュウ」にはポリゴンは続投した。
さらに次世代のシリーズにあたる「ポケットモンスター 金・銀」では、ポリゴンが続投しただけではなく、さらに進化形の「ポリゴン2」が登場したのである。

それだけでは終わらない!
「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」では、ポリゴン2のさらに進化形である「ポリゴンZ」まで登場することとなった!

アニメでは出禁になっているにもかかわらず、ゲームでここまで優遇されているのは、かなり特殊である。

(「ブラック・ホワイト」で「しんかのきせき」が初登場することで、ポリゴン2はさらに優遇されることに…)

まとめ

  • ポリゴンはシリーズ開始当初から特殊なポケモンだった
  • ポケモンショックはアニメ事情に大きな影響を与えた
  • ポリゴンは悪くない
  • 今後、ポリゴンがアニメに再登場する可能性がある
  • アニメは出禁、しかしゲームでは優遇
  • ポリゴン2の「しんかのきせき」は即刻、はたきおとせ!!

最後に

シリーズ開始当初から特殊な扱いを受けているバーチャルポケモン「ポリゴン」

たとえアニメでは見られなくとも、ゲームでは進化形が2匹も登場したり、モンコレ(モンスターコレクション)やドールなどのグッズも発売されております。
さらに今回、「コミュニティデイ」のポケモンとして大量発生もしています。

ポリゴンの人気はいまだ健在だということがうかがえます!

アニメにも復帰する可能性が少なからずありますので、
ポリゴン達の今後の活躍に期待ですね!

今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。