こんにちは。
今回は自分は長年勤めていた職場でつらい思いをしたので、逃げるかたちで辞めましたというお話をします。
2014年~2018年までの4年間、東京・江東区の有明という場所で派遣社員として勤務しておりました。
派遣社員といっても少し特殊な雇用形態で、1年(もしくは2年)ごとに、派遣元が変更になるというかたちで、同じ職場(オフィス)に4年間、勤めておりました。
職場での業務は多忙なことが多く、上司の人から理不尽に怒られることも多かったのですが、当時は生活費も掛かっていたので、我慢して週5で平日は毎日通勤しておりました。
ところが、長年勤めているうちに、
「何年働いても出世も昇給もない」という「負のスパイラル」に陥っていることに気づき、ようやく目が醒めました。
そして、退職に至りました。
派遣社員は何年働いても「新人」
当然ですが、派遣社員というのは正社員とは違います。
派遣先で何年働いても、契約上は「派遣社員」なのです。
つまり出世も昇給もありません。
有給休暇はありますが、派遣元の会社は(2014~2018年当時は)基本的に使わせてようとしません。(閑散期は逆に推奨してきますがね。)
誰も手伝ってくれない夏の繁忙期
この職場では夏になると繁忙期になり、毎日とても忙しくなります。
特に2017年の夏は体調を崩してしまったくらいです。
この頃は、僕と一部の同僚の派遣社員の人だけ、毎日夜10時まで残業というのは当たり前でした。
その上、次の日は変わらず朝9時出勤。
当然、寝不足の毎日です。
一方、上司の人達は涼しい顔で定時退社!
遂に体力の限界がきて、一回倒れたこともあります。
しかし、上司は休ませずに、業務を続行するように指示してましたね。
そのときも上司は涼しい顔で笑ってました。
結局、その年の夏は納期が間に合わず、だいぶ遅れてしまい、クライアントにもだいぶ怒られましたね…
「人手不足」「体調不良」という言い訳なんか通るわけもなく…
「ブラック企業」という単語が、今よりまだ浸透していなかった時代ではありましたが、今回の事件を通じて、「ブラック企業の闇」を身をもって知ることとなりました。
そして、逃げた
その後、一度だけ派遣元の変更がありましたが、
ひどい扱いは変わらなかったです。
たとえその職場に何年勤めていようとも、「派遣社員」というだけで、扱いは「新人」と同格!
その上、意味不明としか思えないようなルールを職場に次々に追加していくのも、
納得がいきませんでした。
2018年4月に雇用契約の更新をするか、しないかのアンケートが配られ、
僕は「更新しない」という希望を出しました。
退職をする際に、職場の周りの人からは、
「辞めないほうがいいよ!」
「もったいない!」
「再就職、大変だよ?」
「どこへいっても、一緒だよ?」
と散々言われましたが、僕の気持ちは変わりませんでした。
というわけで、
2018年5月末をもって、4年以上勤めてきた職場を退職しました。
逃げても、人生終わらなかった!
こうして僕は、ブラックな職場から逃げるかたちで辞めましたが、逃げて正解だったと今では思います。
辞めた後も生活は一応成り立ってますし、消耗する毎日から解放されたことが、何より嬉しかったです。
その後は、似たような職種の別の職場で、勤めては辞めといった感じで、長期で同じ職場に勤めるということはしていません。
今は、「派遣会社のマリオネット」だったことを反省すべく、何かしらの知識やスキルを身に付けようとしています。
例をあげると、ブログやプログラミングなどですね。
プログラミングは就活時代に一度挫折しましたが、
もう一度頑張ってみようと、最近、一から学び直してます。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。