こんにちは。
今回は句読点(くとうてん)(。)(、)について、語ります。
句点(。)と読点(、)
皆さんが日常でもよく使ったり、見たりする、「句読点」。(←これですね)
学校の作文、日常での書類や手紙、SNSなど、様々なところで見かけますね。
「句読点」は「句点」と「読点」をひとまとめにしたもので、
「。」が句点、「、」が読点です。
句点(。)は、日本語・中国語の文書で、文字の終わりに打つ記号であります。
これは、用途がはっきりしているので、わかりやすいかと思います。
一方、読点(、)はどうでしょうか?
読点(、)も、句点と同じく、日本語・中国語の文書で使われ、分の途中の区切りとして打たれる記号です。
しかし、これだけの説明だと、読点はどこで使えばよいか、わかりづらいですよね?
僕も小学校の国語で習ったさいに、この読点に関しては、あいまいな理解のまま学習を進めてしまい、作文の宿題などでは、かなり乱雑な使い方をしていました。
成人した現在でも、読点の打ち方に関しては、かなり注意をして使っております。
実際にこのブログや、僕のTwitterのツイートなどでも。
では、読点はどういうときに使えばよいのでしょうか?
読点のルール
じつは読点(、)に関しては、明確なルールというものはないそうです。
読点は他者が読みやすくするためのもの
句点(。)は文の終わりに打つという明確なルールでしたが、
読点(、)については、文章を読みやすくするために、自己の判断で文の途中に打ってよいそうです。
ただし、あからさまに多用するのはNGです。
×句点は、文章の、終わりに、打つ、記号で、あります。
これだと読みづらいですよね?
〇句点は、文章の終わりに打つ、記号であります。
このような感じですね。
漢字が連なっているときに区切る
また、漢字の単語同士が連なっているときなどにも、活用されます。
△後日送信いたします。
これだと、パッと見て少々、読みづらいですよね…(←ちなみに、ここの漢字の連なりでも活用してます)
読点を用いて、書き直してみると、
〇後日、送信いたします。
こうすることで、パッと見て、「後日」という単語と、「送信」という単語を即座に認識でき、読みやすい文章になります。
このように、漢字を使った単語が多いときに、「区切り」として使うと、読みやすい文章になります。
まとめ
- 句点は、文の終わりに打ち、読点は、文の途中に打つ。
- 読点については、決まったルールはない(ただし、あからさまな多用はNG)。
- 読点は、他者が読みやすくするために打つもの。
- 漢字同士の連なりを読点で区切ると、読みやすい文章になる。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、句読点(特に読点)の使い方を簡単に解説しました。
句点(。)については、使い道がはっきりしているので、悩むことはほとんどないでしょうが、読点(、)の使い方がよくわからないという人は、
日本人でも結構多いのではないでしょうか?
(※今の「結構多い」は、区切るべきか?区切らないべきか?)
僕も普段、SNSやブログで文字を打つさいには、
いつも「ここは(、)を打つべきか?打たないべきか?」と迷うシーンが、日常茶飯事です。
読点の使い方が難しいと感じる人は、まずは漢字同士を区切ってみるところから、意識してみるとよいかもしれません。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。