こんにちは。
今回は「書評」とは何か?
また「読書感想文」とはどう違うのかについても書いていきます。
「書評」と「読書感想文」の違い
インターネットでネットサーフィンをしていると、よく見かけるこの「書評」。
そもそも「書評」って何なのでしょう?
また「読書感想文」とはどう違うのでしょうか?
書評
- 書籍の内容を読者に紹介するためのもの
- 読者が書籍を選ぶ参考になるように書かれるもの
- 書評でも「感想」は書くが、読者が読みたくなるように伝えている
読書感想文
- 本を読んで「自分がどう思ったか?」「自分がどう感じたか?」を書いたもの
- 本を紹介することが目的ではない
書評
「書評」はある書籍について、著者のプロフィールや概要や内容などを紹介したもの。
おもに新しく出版された書籍について書かれることが多いです。
「書評」でも筆者自身の「感想」は書きますが、
「自分はここが共感した」
「自分はここに書いてあったことを、実生活で実践してみた」
など、読者の心が動いて、買って読んでみたくなるように伝えています。
「この本、自分も読んでみたい!」と心が動かされる書評が「よい書評」といわれるのでしょうね。
読書感想文
一方「読書感想文」は、概要(小説などだと「あらすじ」)などは、必要最低限、もしくはほとんど紹介はせず、
「自分はこの本を読んでどう思ったか?」
「自分はこの本を読んでどう感じたか?」
などをつづったものとなります。
「読書感想文」は書籍を紹介するために書かれたものではありません。
また「読書感想文」は概要やあらすじが、ほとんど書かれていないことが多いです。
あくまで、感想文を書いた筆者が主観的に思ったこと、感じたことのみが書かれています。
したがって、読者が「読書感想文」を読んで「この本を読みたい!」という気持ちになることには、つながりづらいです。
最後に
今回は「書評」と「読書感想文」の違いを簡単に解説しました。
小学校や中学校では、宿題や課題として「読書感想文」を書く機会があると思いますが、
「読書感想文」を書いているはずが、「感想のない『書評』」を書いてしまったということはありませんか?
(僕自身がこれでした)
逆に「書評」を書いているつもりが、わがままに自分の感想を延々と書いているだけの「感想文」になっていませんか?
(僕自身がこれでした)
これらを間違えてしまっていた人は「書評」と「読書感想文」の違いをしっかり理解して、
目的に沿った文章を書くようにしましょう。
(僕自身のことです)
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。